クスクス日和

秋の扉

素焼きの窯出し後、連日釉薬掛けの日々。

午後からグンと温度の上がる仕事場だけど、北側の戸口から一歩外へ出るとひんやりとした空気。

かすかに秋の扉が開き始めたようだ。

今日の散歩道で見つけた小さい秋。

二股にぶら下がったテイカカズラの実、今年はあちこちで見かけるなあ。
寒くなる頃に、白い綿毛のような種が風に飛んで行くのが楽しみだ。

煙突まわり

窯の煙突に覆いかぶさるように伸びていたカシの木の枝を、なんとか切り払い
昨日は素焼きの窯焚き。
陽が西に傾いてきた頃に終了。
仕事場の床には窓の外の葉が風で揺れるシルエットが長く伸びる。
暑い一日が終わる。

紅い実

お盆に入る前、先代犬のブブのお墓のあたりの草を取ってきれいにしていたら、
草の中に紅いプラスチックのようなものがチラッと見えた。　何だろう？
草を分けて手にとってみると、何かの実のサヤが割れて中の紅い種が見えているのだった、
ほー、それにしても赤いねえ。
春先、この辺りに２〜３種類の山野草なんかを植えたけど、何を植えたんだっけ？
ヤマブキソウは何回もイノシシに掘り返されて、違う場所に植えかえたしなー。。。と
考えていたら、鉢植えポットについているラベルが土に差してあるのを発見。
あ〜、そうそう、ヤマシャクヤクを植えたなあ、と思い出した。

なになに。。。？　秋実が熟すと花形に裂け黒色の種子と結実しない赤色の種子が現れ美しい。
と書いてある。
へー、結実しない種子なのか。
よく見たら黒い種子もいくつかあるので、地面にばらまいて置いた。
運が良ければいくつか株が増えてくれるだろうか。

ソーシャルディスタンス

むむっ！
見慣れない顔ですが、どなた？。。。と、興味津々なハル。
「拙者のことを尋ねる前に、そのほうの顔をちと離してはもらえぬか。
今のご時世、ソーシャルディスタンスですぞ。」とサムライ顔のヒキガエルは言った。

ハルの夏

あー、朝から「おやつだよ〜、おいでー。」なんて呼ぶから、嬉しいけど嫌な予感もしたんだよね。
やっぱり、やっぱりだー（涙）。
風呂場に連れてかれて、戸はカチャリと閉められちゃって（涙涙）。
あ〜ん、水は大嫌いなんだよー（涙涙涙）。
シャワーはお湯だから平気だよねって言われても、濡れるのが大っ嫌いなのー。

ほら、もう。。。やんなっちゃうなー。　ペロペロ。

まったくう。。。ペロペロペロ。

あー、でも乾いたらサッパリ。　気分いいかも〜。