クスクス日和

2020 winter 「thanks 30th」

15日から始まった三重県亀山市の遊牧舎さんでの企画展「2020 winter Thanks 30th」に参加しています。
今年はお店を始めてから30周年だそうです。
三人でよく陶炎祭や陶器市に顔を出してくれた埼玉の不思議舎さん、島根のいちねん草さん、
それぞれに前後して３０周年をむかえてます。
たまにお会いしてもそれぞれチャーミングで、いつも丁寧に手作りの人たちを探し紹介する努力を
続けているなあと思います。
そして遊牧舎さんのDMのイラストもいつも元気で素敵です！

三重県といえば、１０代終わり頃から馴染みの深い土地です。
尾鷲というとこが気に入って何度も訪れては、まだあまり訪れる人もいなかった熊野古道を歩いたり、
伊勢神宮の別宮の滝原宮に行ったり、大台ヶ原に登ったり、尾鷲の漁港に行ったりと、若い女の子にしては
渋い旅をしていました。
まだ明けやらぬ春の朝にポンポンポンと気持ちの良いエンジン音を響かせて沖に出ていく漁船の
のどかな情景を時々懐かしく思い出すけれど、今はもうすっかり変わっているだろうなあ。

飛ぶ種

昨夜カーテンを閉めようとしたら、何だかふわふわしたものが手にまとわりついてきた。
何だろ、この綿毛？と一瞬思ったけど、すぐに窓辺に吊るしてあるチャイナビーンズの種の鞘が
はじけて綿毛が飛んだんだなと分かった。

部屋の中じゃなく、風に乗って遠くへ旅したかった綿毛の種を拾い集めた。
植木鉢に蒔いてみたら、いく粒かは芽を出してくれるだろうか？
そして今朝。
朝の散歩に出かけたら、チャイナビーンズと似た種の鞘をぶら下げていたテイカカズラのことを
思い出したので見に行ってみた。
あー、やっぱりここでも鞘が弾けて綿毛を飛ばしていた。

ストーブの中の顔コレ

薪ストーブの扉を開けたら、燃え残った木がロシア帽をかぶった男の人に見えた。
ちょっとしゃくれアゴ。

春への準備

朝の散歩。
温泉の敷地の燃えるような紅葉とコブシの蕾。


秋の終わりと早春の準備は同じ時期。

風の吹く日

この季節、いつも拾ってしまう落ち葉。
今日の風に吹かれて、アオギリの葉っぱはきっと遠くまで飛んで行きたかったんだね。
掌をすぼめたようなくぼみに風を受け、２つついた種がバランスを取る重りになって
クルクルと回りながら遠くへ、もっと遠くへ、見知らぬ場所へと。
こんなアオギリの気持ちがちゃんと形になった葉っぱって。。。自然の造形はすごいねえ。
そして
一日吹いた風で空気が綺麗になったのか、闇になる前の澄んだ空と木。