クスクス日和

花と器 vol.3

明日１９日（金）から、水戸の花屋さん「結いのはな」で「花と器 vol.3」が始まります。
今回も参加させていただきます。
２３名のそれぞれの素材（陶、木、鉄）の器に、結いのはなさんが花を生けてのコラボレーション展です。

２０２１年２月１９日（金）〜２８日（日）木曜定休
https://yuinohana-mito.jp/
水戸市姫子 1-793-4
open 10:00 - 18:00

先日、搬入に行った結いのはなさんは春の花でいっぱい。
この時期は春を感じ始めるけれどまだ庭や野山に花がないので、花を買いたいスイッチや
部屋に花を飾りたいスイッチが入り、ポット苗や切花買って帰りました。
早春のきれいな花、元気が出るなあ。

夜中に揺れる

昨夜の地震、怖かったなー。
食器がかちゃかちゃと鳴り止まないし、窓辺に置いたお気に入りのポルトガルの
陶人形が落下するのが見えるし、ハルは驚いてひんひん鳴くし。。。
灯油のストーブはすぐに消したけど、薪ストーブはガンガン萌えているけど消せないし。
揺れがおさまっても何だか胸が重苦しくて、１０年前のトラウマが大きかったんだなあと思う。
みなさんのところは被害なかったでしょうか？

春のかたち

庭の球根類はことごとくイノシシに掘り荒らされるので、まだ寒い頃にふと目に入った
ムスカリの球根の鉢植えを買ってみた。
さすがに寒さに当たらない室内、ガラス越しの日差しを受けすくすく成長して
台所の窓辺だけ一足先に春になった。
庭植えだと間近でじっくりと眺めることもあまりないけど、ちょうど目の高さくらいに
あるので毎日じっくりと眺めるムスカリの花。
小さなベルのような花が下から順番に咲いてゆくのは、ちょうど傘を広げる時に下からふわっと
広がっていくのに似ている。
そういう咲き方も間近に見て初めて気がついたな〜。
あちこちに春を感じ始めた２月。
春ははっきりとした形になって（花とか草とか虫とか）にじり寄ってくる。
一緒に買ったヒヤシンスはまだモジモジと、花咲くのを躊躇しているらしい。

節分

今年の節分は２月２日だったね。
たまたま野菜を買いに直売所に行ったら、ヒイラギが売られていたんだけど。。。
え？　　ヒイラギの小枝と一緒に束ねられているのは豆のサヤ？
節分の厄除けはイワシの頭とヒイラギだと思っていたけど、地方によって違うのだろうか？
うちではイワシの頭とヒイラギもやったことはなかったんだけど、何だか珍しいので買って
玄関の扉に刺してみた。
でもイワシの頭ってのも何故なんだろうね〜？と思って調べてみたら、
イワシを焼いた臭い匂いとヒイラギのトゲトゲで鬼を退散させるという説や、
イワシを焼いた匂いで鬼をおびき寄せ、ヒイラギのトゲトゲで叩くという説や。。。
いずれにしても、ヒイラギのトゲくらいで追っ払える鬼って（笑）。
長い歴史の中で庶民はいつも降りかかる災難や疫病になすすべもなく、ただ祈りを形にしてきたのだなあ。

くくり罠

昨日の朝のこと。

散歩に出かけて家から数十メートルのところの山側でガサガサッと音がして、茶色の動物が見えた。

私とハルに気づいて逃げようと必死なんだけど、後ろ足がくくり罠に捕らえられていてどうにもならない。

まだ中学生くらいの年頃のイノシシだ。

ハルが大騒ぎしているし、この状況に何もできないのでその場を去った。

入れ違うように罠をかけた人の軽トラがパトロールに山道を登ってきた。

散歩はいつもより時間をかけて遠くまで歩いた。

もう軽トラも帰った頃だろうと戻る帰り道、軽トラが山から下りてきてT字路で一旦停止をした。

荷台にはゴロンと、まるでさっきまで命があったとは思えない動物の姿。

何だ、この切ない気持ち。

ラスコー一族の暴れん坊ぶりにほとほと手を焼いているというのにさ。