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小さな足あと

このところ朝と夕方の散歩の時に茶色いかたまりを目にすることがある。
茶色というより、まわりの藪や土と同じような色と言ったほうがいいかも。
「あ、ウリ坊だ」とこっちが気づいても、向こうは気づかない。
土の中のミミズを探すのに夢中なのだ。
大人のイノシシだったら怖いけど、ウリ坊だけならあんまり怖くない。
おもむろに「エッヘン」と声を出してみる。
するとハッと顔を上げ、小さな目で二本足の動物と四本足の白い動物を見る。
そしてそりゃあすばらしいダッシュで山に駆け上って消えてゆく。
ピュ〜〜ッ。
ウリ坊は一匹のことも二匹のこともある。
とりあえずタロとジロと呼んでいる。
今や膨大な数のファミリーになっているんだと思われるラスコーファミリーの末っ子たちなんだろうな。
この大きさの(中型犬のハルより小さい)ウリ坊たちはまだ親と一緒に行動するはず。
でもタロジロの近くに親がいる気配はいつもない。
今月は猟友会の軽トラが毎朝林道に入って行くのを見たから、親たちはワナにかかってしまったのかも。
タロジロだけでエサ探しをしてる姿は何だかいじらしくてかわいそうなんだけど、いやいや、あと3ヶ月も
すれば立派なイノシシになって庭を荒らし回るに違いない。
しかしなあ、泥んこのとこにある小さなヒズメの跡を見るとなんだか胸がジーンとしてしまうなあ。


by yasato8310 | 2020-10-20 21:49 | いきもの | Comments(0)
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