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最近の読書

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秋の陶器市を前にして忙しいこの時期、のんびり分厚い物語を読みふける時間はないけれど、
何か本は読みたい。
寝る前に数ページ読むのにいい本はないかなー?と図書館の書架を眺めていたら
こんな本を見つけた。
「オオカミ、群れに戻る」。
副題は「オオカミを育て野生に戻した女性の物語」。
内容は全くこのタイトル通り。
子オオカミのグーリンを野生に戻そうと決心した著者は、自力で獲物を狩ることを
覚えさせ、群れで暮らすことを覚えさせる。
オオカミの賢さ、精神性、ユーモア、その様々な成長過程が愛情深い目で描かれている。
でも最終的には野生に戻す。。。という強い信念があるので、その目的のために著者も
冬の食料も乏しい山の小屋で、グーリンの同族のオオカミに出会うまでの厳しい暮らしを
続ける。
やがて聞こえてきたオオカミの遠吠えに答えようとするグーリン。
けれど、遠吠えって最初からできるもんじゃないのね。口をようやくすぼめることができ、
それらしき第一声が出たのは、(生後1〜2ケ月をチベット犬と過ごしたせいで)犬訛りのある
遠吠えだった(笑)。
鶯みたいに練習でだんだん上手になるものなのね。
この本は中国人の著者の書いたものを、日本語のできる中国人の翻訳家が訳しているので
なんとなく日本語としては不自然な感じがしなくもないのだが、それを差し置いても
このグーリンと著者の話に夢中になってしまったなあ。
by yasato8310 | 2019-10-22 22:55 | | Comments(0)
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