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風習

                  1月に亡くなった義姉の四十九日の法要と納骨があって、
                  会津へ。
                  通夜と告別式のために会津へ向かった時に、たまたま知り合った人と
                  お葬式の風習の違いの話なんかをしたのだったけど、
                  今回もびっくりな風習が。。。
                  納骨が終わってお坊様がお経をあげ終えたら、姪(義姉の長女)が
                  饅頭をみんなに配り始めた。
                  「え?饅頭?」と手にした饅頭を眺めていると、
                  みんなが饅頭をパクパク食べ始めた。
                  お坊様もお経を読み終わったしゃがんだ恰好のまま饅頭を食べている。
                  みんな、あまりにもあたりまえの顔で饅頭を食べてるので、
                  「えっ、墓場で今食べるの?」と、思わず聞いてしまった私に、
                  隣でやっぱり饅頭をぱくついている義姉のお姉さんが、
                  「うん。本当はお墓にお饅頭を供えて、それを下げてみんなで
                  食べるという風習だけど、今はそのまま配って食べるのよねぇ。」と。
                  「へ〜、そんな風習があるんだー。」とびっくりしてると、
                  「あら〜、お母さん(私の母親)の時だって塩饅頭食べたじゃない。
                  塩饅頭って食べたことなくて、しょっぱい饅頭なんてと思ったけど
                  すごくおいしかったから良く憶えてるのよ。」と彼女が言うので
                  もっとびっくりした。
                  「ええええ? 塩饅頭? 母の時に〜?」  全然記憶にない。
                  だいたい、両親も私たち兄妹も会津の生まれではないのだから、
                  納骨の時に饅頭を配るなんて思いつくはずもないのになーと、
                  狐につままれたような思い。
                  思えば、母の納骨のときのこともあまり記憶にない。(汗)
                  ひょっとして、私ってば欠席したんだろうか?。。。。と
                  不安になって、家に帰って来てから6年前の手帳をひっぱりだして
                  見る。
                  メモに、「母の四十九日と納骨、雪ちらつく」とあった。
                  ほ〜っ、良かったぁ。ちゃんと出席してたー。
                  じゃあ   饅頭は?
                  

by yasato8310 | 2018-03-12 22:20 | おでかけ | Comments(0)
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