リビングのガラス戸に、パン!と何かがぶつかった音。
あー、鳥がぶつかっちゃったかも。。。
ガラス越しにデッキをのぞいて見ると、二羽の小鳥が。
一羽はあきらかに、ガラスにぶつかって落ちたと
思われるジョウビタキ。
かわいそうに、まだかすかに動いているけど虫の息。
で、かたわらにいるもう一匹のジョウビタキ、
くちばしで倒れてるほうの身体を揺さぶっている。
ガラス越しの私の気配を察したのか、さっと身をひる
がえして飛んでいってしまったけど何だったのだろう?
とっさに思ったのは、この二羽はつがいで相方の
事故に「大丈夫?」と身体を揺さぶってるのかと。
でもよく見ると、両方とも胸が鮮やかなオレンジ色
なので雄同士。
なわばり争いとかで片方が追いかけられていたのかな?
などなど考えながら、下の庭のサクランボの木の下に
埋めてやる。
益子ではこの鳥を「紋付きばかし」と呼んでいた。
羽の白い三角が紋付きの紋に見えるのね。
この鳥が低くヒッヒッと飛びはじめると、
冬も真近かだなぁと思う。