普段の田舎暮らしの感情の起伏は、しみじみとか、じんわりとか、
比較的静かなもの。
まぁ、うきうきとかどきどきも、たまにはあるけれど。
ところが、突然に魂をわしづかみされるようなことも。。。。
ロベール クートラスが、手札型のボール紙に夜な夜な描き続けた
『僕の夜』と名付けられたカルトたち。
数年前にいっしょにクートラスのカルトを見に行ったYと誘い合わて、
金曜日に松濤美術館へクートラスの夜たちを見に行った。
暗い闇の中で、揺れながら強く燃えるろうそくの灯りを見ているよう。
またしても魂をわしづかみされて言葉を失う。