手仕事に込められたもの

e0303187_2145971.jpg


              こんなチラシをどこかでもらっていたので、
              夕方に図書館へ本を返しにいくついでにちょっと
              笠間駅近くの上州屋さんに寄ってみた。
              ちょっと、というのは陶器市前で忙しいし、
              そんなに点数もあるとは期待していなかったからなんだけど。。。

              中国、東南アジア、中近東、アフリカの少数民族の衣装が
              玄関脇のスペースから階段、そして二階の5部屋ほどに
              所狭しと展示されていてた。
              3、4才ころから針を持って、結婚の衣装や生まれて来る子供の
              背負い帯を作りはじめるのだそう。
              ミャオ族とかリス族とかトン族とか、それぞれの民族で
              衣装の形も模様も違うけれど、模様の緻密さや針目の驚くほどの
              細かさは共通。
              病気になっても今のように病院や薬の無い時代に、
              母親は背中から悪霊や邪気が入って来ないように、これでもかと
              いうほど隙間のないように模様を縫い込んだ背守りを子供の服の
              背中に縫い付けたのだろうなぁ。
              
              つやのある藍染めの衣装があって、どうやってこのつやを出すの
              かなあ?と思ったら次の部屋にその説明があった。
              藍で染めた後、棒で叩いたり卵白を塗ったりしてこのつやを
              出すそうだ。
              それは防水のためと考えられているけど、その土地の女性に
              聞いたところ、「だって、きれいでしょ?」という答えが
              帰ってきたんだって。
              そうだよね、民族衣装はその地のひとの「美しい」という
              想いから生まれてきたんだろうね。

              夕方だったので他に人もいなくて、ひとりでゆっくりと
              一点々々見ることができて、ぜいたくなことだった。
              このコレクション、京橋のギャラリー「繭」のオーナーが
              自ら世界各地を歩いて集められたものだそう。
              5月の8日まで展示されてるそうだけれど、もう一度見に
              行きたいなー。
              うーむ、行けるだろうか?
              窯焚きスケジュールがきつきつ、ムリか〜?

e0303187_22145762.jpg




              
              
[PR]
by yasato8310 | 2016-04-22 22:20 | おでかけ | Comments(2)
Commented by at 2016-04-24 18:51 x
ひゃぁ、知らなかった!見に行きます。私がものづくりをやめたきっかけは、東南アジアの山地民の民族衣装と出逢ったことがきっかけでした(笑)。かなわないと思って(爆)。
Commented by yasato8310 at 2016-04-24 19:51
春さん
たしかにかないませんよね。
これらの衣装を身に着ける時は、「さあ、私の腕前、かけた
時間、思い、私の育った風土すべてを見て!」といった
誇らしさでいっぱいなんでしょうね。
どれもこれもすばらしかったけれど、最後の部屋で
他と違って大雑把なデザインで針目もアバウトな背負い帯を
見たら、妙にほっとしてる自分がいました。(笑)
今回は二回目で、一回目もあったそうです。
これからも良い企画を楽しみにしたいです。
<< 益子春の陶器市 2016 かわいそうな木、がんばる。 >>