東北への入り口『白河の関』の近く、柳の木が続く街道がある。
芽吹きのやわらかな緑の枝のかわいらしさや、風に大きく枝を
踊らせる姿をながめながら13年母の介護のためにこの道を走った。
行きも帰りも、いろんな想いでハンドルを握っていたけれど、
この柳の街道に続く『鳥のトピアリー』にいつも笑わせて
もらったなー。
道の両脇にたくさん並んでいる鳥たちは、やせてるコがいたり
上を向いてるコがいたり、みんな表情が違う。
ときには刈り込まれたばかりでスッキリシャン!としてる時もあり、
ときには飛び出した新芽でモッサリしてたり。
車を停めて撮れなかったから、うまくこのコたちのかわいらしさが
伝えられないけど。
月の夜に、シザーハンズのジョニーデップが大まじめな顔で
この鳥たちを刈り込んでる図がいつも頭に浮かぶ。
シャキシャキシャキ! チョキチョキチョキ!
そうそう、昨日久しぶりにここを走ったら、この鳥たちは
サザンカの木だった。
頭のてっぺんとかくちばしの先とかに一輪二輪、花を
のっけているコたちがいた。